2009年12月23日から2010年1月1日までヤンゴン、バガン、マンダレー、チャイティーヨなどを駆け足で旅した。
東南アジアは各国訪れていたがミャンマーは初めて。
事前の私の質問メールにPLGのスタッフの方は迅速に詳細かつ丁寧に答えてくれ
(それも完璧な日本語!)本当に助かったし、心から楽しみにしていた。
かくしてミャンマーの旅は素晴らしかった。
それはミャンマーの人々の素晴らしさと言っても良い。目が合うだけで笑ってくれる。カメラを向けると嫌な顔をするどころか
にっこりと掛け値なしの笑顔をしてくれる。
地図を広げるだけで「迷っているの?」と聞いてくれる。喫茶店やレストランでの気配り、目配りが隅々まで行き届きそれがすべてだから驚いた。ホスピタリティが国民性なのか。社交性が遺伝子レベルなのか。
旅をしていて一度も嫌な思いをしなかった。袖振り合うも多生の縁なんて死語となりつつある日本では考えられないくらい、たくさんの親切を受けミャンマーの人々を無条件に信頼するまでになっていた。
むろん人だけではない。バガン、この唯一無二の景色。写真では見たことがあっても、この目でじかに見るとその迫力とインパクトは相当なもの。
ヤンゴンの喧騒。
様々な顔つきの人が行き交い、物が売られ、匂いが漂い、色が舞う。
わたしの大好きな、何ということもない、けれど日本には決してないこの空気。歩いているだけでこころが躍り顔がにやつくのを止められない。
マンダレー周辺。
ミングォンパトウドジーパゴダに度肝を抜かれ、アマラプラの僧院では僧侶たちの壮観な食事風景を見た。
チャイティーヨ。
PLGのおすすめで1泊したのは大正解だった。
日が暮れ夜になるとろうそくが焚かれ、その荘厳さには言葉を失う。
オンシーズンのせいかたくさんの人がいて、このパゴダがどれだけミャンマーの人々に篤く信仰されているかがよく分かる。
遅いと評判の鉄道に乗れば、お向いさんからおやつのおすそわけをいただき、ここでもまたミャンマーの人々の優しさ、それも当たり前のようにしてくれることに驚かされた。
帰国する前からまた来なくてはと思っていた。まだまだ行っていない場所がたくさんある。そしてまたあの笑顔に会いに行かなくては。
この国のどこが良いというのは文章や写真で伝え切れません。一番良いのは行って確かめてみることです。そうすればきっとわかると、思います。
最後になりましたが。PLGのスタッフの皆さんには大変お世話になりました。些細な質問にも丁寧にお答えくださり、完璧な日本語によるクイックなレスポンスに感動さえ覚えました。今後もミャンマーの情報をどんどん発信して日本にその魅力を伝えてください。
ミャンマーにとって穏やかで良き一年でありますように。
小川 祥子
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