概要
ミャンマーは東南アジアの最も西にあり、北緯10〜27度、東経92〜101度に広がる亜熱帯にある国です。マンダレーやバガンがほぼ台湾と同じ緯度です。
北はヒマラヤから、南へ流れる大河エーヤワディ川を中心に広がる平原と、アンダマン海に面した長い海岸線が特徴です。
広大な自然に囲まれたアジアの田舎、ミャンマー。一度訪れた人は、きっと何度も足を運ぶ事になるでしょう。
国名
ミャンマー連邦国
1992年、ビルマから改名
国土
ミャンマーは、タイ、ラオス、中国、インド、バングラディシュと国境を接しています。
国土の総面積は678,033平方キロメートル(日本の1,8倍)と、中国以南からインド以東のアジアでもっとも大きな国です。
人口
約6,300万人
首都
ヤンゴン Yangon 人口約500万人
民族
多民族国家のミャンマーでは、主な民族だけでもビルマ族(人口の6割)、カイン(カレン)族、カヤー族、シャン族、カチン族、ラカイン族、モン族、チン族などがそれぞれの州を持ち、各地でその文化の一端を垣間見る事が出来る。
詳しくは、旅行情報の少数民族の項をご覧下さい。
言語
公用語はビルマ語ですが、初等教育から英語は必須科目となっており、また、ビジネスでは英語も広く使われているので英語は良く通じます。また、教育水準が高く、日本語を学ぶ学生も多いので、意外と不自由しません。
宗教
主に上座仏教が信仰されている(人口の80%)。その他、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教も信仰されている。
時差
ミャンマー時間はグリニッジ標準時+6.5時間となります。日本より2時間30分遅れです。
電圧・プラグの形状
220ボルト。50Hz。通常の日本の電気製本はそのまま使用できない。プラグの形状は様々な形が混在している。ほとんどのホテルの客室には日本と同じ形状のプラグが設置されている。従って、220Vに対応したデジカメ用充電器や髭剃りは、プラグ形状変換アダプターを使わずにそのまま使用できる。
カメラの使用
35mmフィルムは地方でも簡単に手に入るが、品質は良くないのに、日本とあまり変わらない値段なので日本で買っていくのがお勧め。APSフィルムは入手がかなり困難なので日本で買っていく必要がある。単1、2、3、4以外の形の電池、ボタン電池などは入手が困難なので日本で準備する必要がある。現像は安く出来るが、下手な写真屋も多いので日本でやったほうが無難。
デジタルカメラの使用
デジタルカメラに対応した写真屋もヤンゴンなど都市部では多くあり、メモリーカード内の写真データをCDロムにバックアップする事が出来る。
水道
普及しているが、生水は飲まないほうが良い。現地の人も生水は飲まない。ミネラルウォーターを購入しよう。ミネラルウォーターは簡単に入手可能。
ビジネスアワー
公共機関は月-金・・・9:30-16:30、銀行は月-金・・・10:00-14:00。土・日・祝日は休日。
マーケットは大体朝6時から5時ぐらいまでだが、昼を過ぎると半分以上の店が閉店する。アウンサウンマーケットは火-日・・・10:30-17:00。
レストランなどは、様々だが、夜は9時ぐらいにはほとんど閉まる。
チップ
チップの習慣は無く、レストランでもレシート通りの支払いでよい。但し、高級ホテルでは欧米同様US$1程度から、サービスに応じて支払う必要がある。
名前
なんと、ミャンマー人には名字が存在しない。なので女性は、結婚しても名前が変わらない。よって、ミャンマーには同じ名前の人が非常に多い。住民票などの公的な文章では、必ず名前の他に、両親の名前を書く欄があり、これによって判別する。