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009 ミャンマー旅行体験記 (1)

 ヤンゴンからバガンまで、初めて夜行バスを利用した。多数のバス会社が、この路線を運行している。いずれも15時にヤンゴンを出発し、翌朝5時頃にバガン到着する。途中、19時ごろに約30分の食事休憩、その後22時頃に路上でトイレ休憩、0時30分頃に2回目の食事休憩。なお食事代金は、それぞれ個別に支払うシステムだ。
 バスの車体は日本からの中古だ。問題は、クーラーが過剰で寒さの対策が必要な事だ。驚いた事に、この日は、補助席まで活用し満席。補助席が破損している所は、風呂場で使うような背の低いプラ製の腰掛けだ!
 バスは、バガンに到着する直前に一旦停止して、我々外国人は下車し、バガン入域料10ドルを支払った。

 バガンからヤンゴンへ戻る時も復路と同じ、Ye Thu Aung 会社の夜行バスを利用した。午後3時18分、定刻より18分遅れでバガンを出発。途中、16時30分ごろ15分間の小休止、18時45分、後輪のタイヤ交換のため、路上で、25分間の休止。19時40分、食事休憩、30分間。23時55分、食事休憩、30分間。バスの車内では、ビルマ語の歌謡番組をビデオ上映。登場する歌手は、皆プロばかりだが、その歌唱能力は低い。ヤンゴンの到着は、定刻より約1時間も早く、翌朝4時05分。おそらくバス車体の故障や、雨季の道路事情、交通渋滞などを、あらかじめ考慮して、1時間以上の余裕を運行ダイヤに含めているのであろう。

 ヤンゴンの長距離バスセンターは、中心街からヤンゴン国際空港の方角へ向かい、さらに北に位置。中心街からタクシーを利用する場合は、正味1時間の所要を見込みたい。料金は3500チャット前後。
 バガンから帰着し早朝、バスターミナルから中心街までのタクシーは、絶対数が不足のため他者と「乗り合い」となる。一人2000チャット。このバスターミナル内部の道路は劣悪。おそらく完成当初は、土盛りした平坦な道路だったはず。ところが、雨季の降雨により表面の土砂が流出したのだろう。いまでは、無数の石、小岩が突出しておりバスの出入りは、最徐行。このバスターミナルは、多くの外国人が利用するため、現状では「ミャンマーの恥」。観光業者が率先して、ここの改良を要望すべきだと感じた。

written by 水野哲行