タウンジー
タウンジー
インレー湖北東、標高1,430mあるシャン州の州都で、シャン州の政治、経済の中心地。名所旧跡の類はないが、市場は周辺での最大の規模。住民の多くはインダー族。市場では周辺に住む山岳民族の姿も良く見かける。中国語で書かれた看板が目立ち、中国の影響がここまで及んでいるのが分かる。ニャウンシュエから日帰りで観光すると良い。
タウンジー町の歴史
シャン州の州都タウンジーは、かつては町ではなかった。イギリス植民地時代、英軍のジンネラルが、気候も場所もいい、景色も奇麗なところに5つの村を統合し、町を設立した。その町の東に大きい山があることからミャンマーの人達はタウンジー「大きい山の町」と呼び合った。
飛行機を利用するならインレー湖へ行くのと同じく、まずヘホー空港へ。空港からはタウンジーまで車で約1時間。タクシー(冷房無し)を利用するならもタウンジーまで$15程。夜行バスを利用する場合はタウンジーバスターミナルで下車、鉄道の場合はタウンジー駅で下車。
ヤンゴン、バガン、マンダレーから
飛行機;インレー湖へ行く場合と同じ。
バス ;タウンジー行きの夜行バスを利用。
ヤンゴン から
鉄道;ヤンゴンからタウンジーまで直通列車がある。他にはターズィー駅で乗り換えてタウンジーまで行くのも可能たが、時間が非常にかかる為、利用者が少ない。
インレーから
バス;ニャウンシュエバスターミナルからピックアップで約1時間。ピックアップで日帰りも可能だが、十分市内観光するためには、タクシー(冷房無し)または、自動車をチャーターする方が無難。ニャウンシュエから車をチャーターするのがベスト。所要時間片道45分。
カローから
バス;カローからタウンジー直通のミニバスを利用。所要時間2時30分。日帰りするならタクシー(冷房無し)をチャーターする必要がある。カローからタウンジーを観光して、インレー湖へ向かう場合、タクシー代は35,000K位。『2006年7月6日現在の料金』
タウンジーマーケット (ミョーママーケット)
タウンジーの中心に位置し、町を南北に貫くボージョーアウンサン通り沿いにある。中国製の品物が溢れ、少数民族の手作りの織物もある。朝と夕方は一番賑やかで、その時間帯には少数民族も多く集まる。
シュエブインプインパゴダ
タウンジー町の東の山の頂上に建立され、ミャンマーの有名な僧侶達が修行した山。そのパゴダから見下ろすとタウンジー町一体の景色が素晴らしい。市内から車で15分。絶対お勧めの観光スポット。
ヤットムーパゴダ(スタンディングブッダ)
タウンジーの西の山にあり、町の人々がよくお参りに行くパゴタ。そのヤットムーパゴダ(スタンティングブッダ)の足下には戦時中、ある日本軍が日本語を彫った跡が、今でも残されている。
スラムニパゴダ
町から少し離れた場所にあるが、朝から晩まで訪れる人が絶えない人気スポット。ちょっと高台にあるので、見晴らしもいい。広いので子供を遊ばせるのにも最適。家族で来ている人も、デートで来ている若者も、友達同士で来ている人も、おじいちゃん、おばあちゃんも熱心にお祈りをしている。外には喫茶店や軽食屋もあり、くつろぐ若者たちの姿も見られる。
タウンジー博物館(シャン博物館)
タウンジー市南部のボージョーアウンサン通りに位置。あまり大きい建物ではないが、館内にはシャン民族の文字文化、歴史、道具、生活用具、衣類、武器等色々な物が展示されている。
タウンジーマーケット(ミョーママーケット)
タウンジーで、ショッピングといえば、タウンジーマーケットの「ミョーママーケット」がよい。中国製品と山岳民族の織物の買い物ができる。また、シャン州の特産品であるお茶(ミャンマー茶)も、新鮮でヤンゴンより絶対安く手に入る。
タウンジーにイギリス統治時代からあるホテル。タウンジー市内では高級の部類に入る。部屋は広くて清潔。市内中心部からは一キロ以上離れており、静かで落ち着いた環境。周囲に店やレストランなどは少ない。タウンジーゴルフクラブも近い。
◆お好きなホテルはリンクで選択できる。
コカコーラレストラン
タウンジーマーケットの北に位置、マーケットから車で約5分。2階建ての建物で中華料理が美味しい。結婚式場あり、運が良けれタウンジーの結婚式が見れるかもしれない。
モーカンレストラン
木造のシンプルな建物の中華料理とシャン料理のレストラン。コカコーラレストランから南に歩いて5分。料理が美味しく、安くて、現地の人々や個人観光客によく利用されてる。
タウンジー名物食べ物
トーフヌエ
これはオススメの一品。「トーフ」とは、ひよこ豆を水で溶き、煮詰めたいわゆる豆腐の一種で、冷やし固めて油で揚げる「トーフジョー」(揚げトーフ)や、小さく切って、キャベツ、玉ねぎ等と和える「トーフトゥッ」(トーフサラダ)が一般的。
他にも食べ方は沢山あるが、何と言っても『トーフヌエ』がおいしい!米の麺の上にトーフをかけて、その上から砕いたピーナッツや唐辛子、野菜、肉などをのせ、そのお店のオリジナルのソースを何種類かかけて、よく混ぜて食べる。その時かけてくれるソースの中に、アチョーイェー(甘い水)というのがあるのがタウンジー風。嫌いな人は断ってもOKだが、タウンジーの味を体験したい人は、是非かけてもらおう。
お餅
籠に入れられて売られている、直径40〜50cmの大きな丸い物体で色は紫と白。これは『コーボッ』という餅。こちらでは揚げて食べるのが一般的なようだが、焼いて食べるのもなかなかおいしい。日本の醤油で食べても日本人の口に合う。色の違いは原料の餅米の色の違い。どちらも美味しいが、紫色のほうがオススメ。
警察署電話番号 :(95-81)21009, 21030
病院電話番号 :(95-81)21060, 21104
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